皆さんこんにちは!
暑くなってきましたねぇ♪
最近はちょいちょい釣りには行くもののなかなか思うような結果が出せずにいます(^_^;)
今回は今更ながらシマノのサイレントチューンについて、お話出来たらと思います☆
皆さんご存知であろうシマノリール特有のサイレントチューンですが、先日サイレントチューン搭載の15アルデバランと非搭載の12アンタレスを改めて比較出来きました☆
その日に体感的にしか言い表せない感覚を感じたため、ソレを記事に書きたいと思います。
サイレントチューン搭載のKTF15アルデバラン
ご存知、サイレントチューン非搭載の12アンタレス
サイレントチューン
サイレントチューンとは、、シマノ曰く
スプールを保持するベアリング(スプールにピンで固定されている)にバネを使って軽い圧力をかけることで、高速回転時の振動を減少。キャスト時の静穏性とスプール回転の立ち上がりがさらに向上しました。
とのことですが、サイレントチューン搭載のリールが発売された後に、KTFの沢村さんがサイレントチューンを解除するカスタム(バネを取り外す)を紹介するなどして未だに賛否両論ある技術なのではないかと思います。
ココ最近私自身がほとんどの釣りを12アンタレスでしてきたことで、久しぶりに使用した15アルデバランのサイレントチューンの良いところと、悪いところを簡単にお伝えします。
サイレントチューンの良いところ
■スプールの回転の静穏性は間違いなく向上しているので、近距離戦でプレッシャーを掛けたくないシチュエーションに対応できる気がする。
どうしてもスプールとブレーキが物理的に干渉する遠心ブレーキはマグブレーキとは異なり音が発生します。
■メカニカルブレーキを一段緩めて使うとキャストフィーリングが増す。
個人的に使用する際、サイレントチューンはバネの力でスプールとベアリングを固定しているため、サイレントチューン搭載リールと非搭載リールのメカニカルブレーキのゼロポジションが異なります。
一段メカニカルブレーキを緩めることにより、エアー感のあるフィーリングが増す気がしますね☆
サイレントチューンの悪いところ
■完璧なスプールフリーの状態は作りにくい。
以下 「沢村幸弘オフィシャルサイト サワムラ式」 より引用
ベアリングのサイレントチューンは装着したスプリングテンションによってある程度の回転を抑え込む状態となる為、完全なフリーの状態にはならないのでスプールの回転をスポイルするため快適なピッチンやフォール性能でゴキゲンなフィーリングを損ねていると感じるのです。
私個人は、上記の記事について特別感じませんが、メカニカルの設定次第でキャストフィーリングにバラツキがあるように感じます。
・それはベアリングに圧力を掛けるのがバネだからなのか?
・はたまた、消耗品であるベアリングを搭載しているからか?
なのでルアーごとの結構セッティング出しがシビアであるなと感じます。
■ベアリング交換の際に費用も手間も1.5倍
スプール回転性能に直結するシャフトベアリングがそもそも2つから3つに増えているので、ベアリングの費用も、交換の手間も1.5倍です。
特にサイレントチューンの肝であるベアリングはピンで止まっているので面倒ww
サイレントチューン賛否両論まとめ
◎淡水使用、近距離キャストメイン(ボート等)ならサイレントチューンは静穏性が向上し、ベアリングも痛みにくいのでオススメです。
◎微妙なメカニカルのセッティングの違いが生まれるので、何でも1個のリールとロッドという人は面倒かもしれない。(逆に1種類のルアーしか投げないと割り切っていたなら、最高のポテンシャルを出せるリールと言える)
◎海水使用だと、メンテナンスの手間が増え、ベアリングの痛みも早いので短時間のチョイ釣りには使いにくい。
番外編~私個人の感想~
ぶっちゃけた話をすると、サイレントチューン、、、
別に無くても良いんじゃないかと思いますww
私は生粋のおかっぱりベイトアングラーなので、サイレントチューンのメリットを感じづらい釣りをしているのかもしれません。
メンテナンスの慣れもあるのかもしれませんが、、サイレントチューン非搭載の12アンタレスはソルトのチョイ釣りでも使いやすいです♪♪
テクノロジーって難しいなってつくづく思います、、笑
ではまた♪♪