新・下町スプール 誕生!!
どうもこんにちは!
今回は
新・下町スプール 誕生!!
ということで
ベイトリールカスタム通の間で
小さくない旋風を巻き起こしているグランブルーリンクさんの
18アンタレス専用「新・下町スプール」を紹介していきます。
→GranblueLINK – Bait shore style
今回
2022年冬発売の新スプールの大きな変更点は、、
★スプールカラーをガンメタシルバーに変更
★スプール表面のアルマイト塗装をより硬質で丈夫なアルマイトに変更
★スプールシャフトをステンレスシャフトからチタンシャフトに変更(スプール全体の軽量化)
★シャフトの色をパープルに、形状も僅かに変更
この4点であります。
そのため、、今回ご紹介する「新・下町スプール」は
以前の下町スプールとは見た目も性能も大きく異なるので注意してください。
「新・下町スプール」では、これらのアップデートにより
★ガンメタシルバーが18アンタレスと合うようになった
★スプール塗装自体の強度がアップ
★スプール全体の軽量化により、更なる低慣性化に成功
★シャフト形状の変更により、細かなトラブルの解消も期待
ここで
リールの回転性能に直結するチタンシャフトについて解説すると
チタンは一般的に使用されているステンレスシャフトと比較すると
その比重が軽く、スプールシャフトを軽量に製作することが可能になります。
強度については、ステンレスとジェラルミンの中間の強度を持ち
昨今ではジェラルミン製のシャフトが販売されていることから、強度自体の心配も少なめです。
実際のところは、沢山魚を掛けてみないと分からないところですが
⇈21アンタレスDC用の下町スプールチタンシャフトverは問題なく使用できています(^^♪
それでは実際に如何ほどスプールが軽くなって、低慣性化しているのかを確認してみます。
まず、こちらが18アンタレス純正のスプール重量
18.78g
参考ですが、私が個人的にブランキングした16アンタレスDC純正スプール(37㎜)
18.03g
つづいて、旧下町スプール(マグネット搭載無しなので3~5g程度プラスしてください)
11.68g
今回の新・下町スプール(マグネット搭載無しなので3~5g程度プラスしてください)
9.27g
実際に新・下町スプールにデフォルトで付いているグランブルーリンク製マグネット
(以下、下町セグメント)
を搭載した際のスプール重量は
12.59g(下町セグメントの重量が3.32g)
実際にラインを巻いてみると、、(PE2号100m、PE1号50m)
18.32g
旧・下町スプール(PE2号100m、PE1号50m)
21.41g
18アンタレス純正スプール(ブランキング済)にラインを巻くと
29.20g
そろそろ皆さん、数字と写真の羅列についてこれなくなってきていると思うので整理すると
スプールのラインを巻いた総スプール重量が
18アンタレス純正ブランキングスプール 29.20g(-10.88g)
旧・下町スプール 21.41g(ー3.09g)
新・下町スプール 18.32g
・・・
なんと
純正比10g以上の軽量化
旧下町スプールでも3g以上の軽量化
冗談抜きで凄すぎませんか??(^^;
ってかライン巻いてない空の純正スプールより軽いってどゆこと!?ってやつです、、笑
ベイトリールマニアの方はこの数字が意味する
異常なほどのスプールレスポンスが想像できると思います、、
ちなみに
21アンタレス下町スプールAチタンシャフトの総スプール重量は
15.39g、、(構造が違うため、比較のためにベアリングを足しています)
そもそものラインキャパがかなり違いますが、驚きの軽さですよね☆
※ 18アンタレス下町A(PE2号100m、PE1号50m)
21アンタレス下町A(PE1号100m、PE0.8号50m)
実際に新・下町スプールをリールに換装すると、、
チラッと見える品のあるシルバーのカラー
前作と比較してみても”渋さ”が違う
色々これまで苦労もあったと思いますが
見た目と性能の究極両立
メーカーの一途な努力の賜物だと思います
これぞ
”至高の領域”
これまでの旧・下町スプールの課題として、、
スプールに装着するセグメント式マグネットとDCユニットとのブレーキバランスの問題がありましたが
新・下町スプールでは、スプールシャフトの狭量化と下町セグメント強化によって
高度なブレーキバランスを実現しています。
実際に下町セグメントを使用して
18アンタレスDCに換装、18アンタレスDCユニットを付けてキャストテストをしてみましたが
初期から終期にかけて多くのルアーに対応して危なげなく、驚きの飛距離が叩き出せます♪
ユーザーがただ単純に18アンタレスDC MDのリール本体を購入して
下町スプールを買ってスプールを交換するだけで、この飛びを体感出来るというのは反則に近い。
恐るべし、、新・下町スプール(チタンシャフトver )
※新・下町スプールの購入を検討中の方に、、
このスプールを購入して、18アンタレスDCMDユニットを合わせて使用する方に気をつけてもらいたいとすれば
具体的に2点、メカニカルブレーキの設定と使用するPEラインに気を付けましょう。
まずメカニカルブレーキは
しっかりこのようにクラッチを切った状態で
リールを片手しっかり保持して、スプールを指でしっかり押さえて
ほんの僅かにスプールが動く位置をメカニカルブレーキのゼロポジションとしてください。
スプールが軽いため、メカニカルブレーキが強いと飛ばないですし
DCブレーキとのブレーキバランスが繊細なので、メカニカルブレーキが緩いとトラブルが起きるためです。
基準としてはダイワベイトリールのゼロポジションよりもメカニカルブレーキはキツめと思ってください。
次にPEラインは
1.5号以上のPEラインを使用して、必ず4本撚りの張りのあるPEラインを使用してください。
具体的なことは今後話しますが、8本撚りの細いPEラインでは
下町セグメント×18純正ユニット使用時にはトラブルが起きやすいので注意してください。
今回の
新・下町スプール(チタンシャフトver)は
ただ購入してスプールを交換するのみで
これまで感じたことのない驚きがあると思います。
もしも
「ベイトリールが上手く使いこなせない」
「飛距離に悩んでいる」のなら
試してみる価値が大いにあります。
貴方も
ベイトリールの至高の領域の一端に触れてみませんか?
→GranblueLINK – Bait shore style
私自身は
この至高のスプールに18アンタレスDCユニット以外のDCユニットを合わせるために
独自にブレーキを調節した結果
新・下町スプールの総重量は18.82gとなりました。
究極のDCカスタムは
遂に絶対飛距離を超えたNEXTステージに
前人未到の魚は
貴方だけの釣果となるでしょう
つづく・・・