StreamDriverが22アルデバランBFSについて解説します!

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どうもこんにちは!

遅ればせの記事とはなりますが、、

とうとう2022年の各社新製品が出揃いましたかね☆

例年毎度のことになりますが、今年も軽く新商品についてご紹介していきます。

各他者ブログ等々、YouTube等でも解説している内容と多少被るか?とも思いますが、ご容赦くださいませ(;^ω^)

22アルデバランBFS

「外観」

リールボディの色はメタリックグレー?のようなカラーリングですね。

ラメを抜いたミニ18アンタレスのような印象も若干あります。

ややトンがった印象のあった旧モデルと比較すると丸くなったようにも感じますね。

ハンドルやスタートラグは新旧比較しても大差ありません。(多分私はスタードラグ、ハンドルは全て交換してしまいます)

クラッチ部分については廉価版のクラッチが付いています。

サイドカバーのデザインが多少チェンジとなっており、これまでのサイドカバー下部にあったダイヤルがサイドカバー中央に来ています。

賛否両論ありそうですが、片手で操作出来なくなったのは個人的には「うーん、、」という感じです(^_^;)

「スプール」

シマノでは最小口径ベイトリールとなる29/19ミリの小口径ナロースプールを採用しています。

個人的にベイトフィネスに小口径ナロースプールを導入するのはもともと賛成派なので

とても今回嬉しいアップグレードです☆

ちなみに最新で軽量なMGL3スプールです。

しかし、一方でスプールのブランキングは無くなってしまっています↓↓

これについてはしっかりメンテナンス出来る人にはブランキングはあった方が嬉しいのですが、、と思いますが、ほんの僅かの質量変化ではあるのであとは自分で調整するのが良いのかなと思います。

「新しい?FTBブレーキの採用」

今回私が特に注目しているのはこの新FTB。

動画やブログ等で紹介はされていますが、とても細かい(幅の広い)ブレーキ設定が可能になったことと、ブレーキの最小値が限りなく″0″になったとのこと。

実は他のブログや動画等でなかなかそこまでフォーカスされていないように感じているのですが、、

その秘密とは

より外側に逃げるようになったブレーキユニット(金色の部分とマグネット)とその周りに着いた磁性リング(サイドカバー側に付いた銀色のリング)にあります。

私は”コレ”が22アルデバランの最も凄いところだと思っております。

※上の画像は黒田健史プロの動画から拝借しました。毎年リンクフリー等を許して頂き、誠に感謝しております(*^^*)

これねぇ

ホント流石シマノの技術者だなと感心させられる機構でして

このブレーキユニットの更に外側に銀色のリング(磁性リング)がサイドカバー外側に付いたことにより

ダイヤル操作でマグネットの磁性の向きを変化させることが可能になっています。

説明が少し難しいですが

ダイヤルによって

「内側→外側」に動くマグネットブレーキユニット(金色のプレート部)が

外側に動くことにより、磁性リング方向に磁力を分散させることにより

スプール本体に向かう磁力を軽減することが可能になるのです。

これは

通常マグネットをサイドカバー側に配置して

スプールの横方向からブレーキを掛けている他社のマグネットブレーキ(ダイワ・アブ等)では実現が難しいところ

スプールの内側、縦方向からブレーキを掛けるFTBだからこそ

外側に磁性の向きの方向を変えてブレーキを限りなく″0″にすることが出来ます。

※似たような機構が実はDCブレーキにも採用されていて、磁性リングがDCベイトリールにも搭載されています。

このように、磁性リングを搭載するという「とても簡単な構造変化」であるのに

マグネットのポジションのよる磁力変化をさらに可能としたシマノの発想力は

本当に流石だなと思いますねぇ。。(;´∀`)

これにより、もともと可変マグネットブレーキシステムであったシマノのFTBが更なるダイヤルによるブレーキ変化を可能とします。

正直、横方向からブレーキを掛けるダイワ・アブガルシア等のブレーキ構造では、かなり難しい技術であり

黒田健史さんが、対抗するのは「スティーズAIR」と豪語するだけのことはあります。

私自身はむしろ「22アルデバランBFS」は

もともとスプール構造でインダクトローターレスであるFTBスプールであるため

スティーズAIRをも凌駕してしまう可能性を秘めていると感じます。

(22アルデバランBFSのスプールには余計なインダクトロータやバネ等が付属していないため)

「ギア比」小口径化しても8.9の超ハイギア搭載で巻き取り量据え置き

今回スプールが小口径化したことにより

ハンドル一回転辺りの巻き取り量が減ったかと思われましたが、その心配は無用

更なるギア比8.9の超ハイギアを搭載したことにより

スプールが小口径化したデメリットはショートキャストでは感じ難くなっています。

「レベルワインド」

旧モデルとは変更なく、引き続きメガホン型のレベルワインドを採用!これ何気に嬉しいポイントです☆

「各搭載技術」

当ブログサイトにお越しの皆さんであれば、もはや説明不要とも言える技術のオンパレードです♪

まぁコアソリッドボディやインフィニティドライブについてをアルデバランに求めるのは酷というものですよね(^^;

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ここで、突然ですが・・・

~スプールの口径に関する話~

もしかすると一定層のアングラーの中では・・・

スプールが大口径=遠投向き

スプールが小口径=アキュラシー向き

みたいな一般論があるかもしれません。

しかし、実は

キャストするルアーの「重量」や「空気抵抗」に関係する初速の出易さと

ベイトリールのスプールの重量と口径や、搭載されているブレーキのバランスによって

ルアーの飛距離は決まるので

どんなルアーでも飛距離重視なら大口径が良い訳ではありません。

バス釣りで使うような軽くて回転しやすいシャロークランクや

重くても空気抵抗のあるワイヤーベイトなどでは、投げ方にも寄りますが、

スプール口径によって、実は

「飛距離に大差がない」

ことは経験上皆さんあると思います。

つまり、、

初速が出やすく、空気抵抗が少ないジグやバイブレーションを多用する釣りでは

スプールは口径が大きい方が飛距離の恩恵を受け易く

反対に

回転しやすいクランクベイトやワイヤーベイト、シャッド等を使う場合では

スプールが大口径であるメリットは受け難い傾向があります。

そのため

スプールが小口径であるほど、スプール1回転辺りのライン放出も少なく、ルアーに引っ張ってもらうシチュエーションを作れるのでオーバーラン(つまりバックラッシュ)は少なくなります。

軽いルアー、ベイトフィネスではスプールが小口径が尚更有利なことはお分かり頂けますよね☆

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「22アルデバランBFS」の性能が如何程のものかはまだ分かりかねますが、、

お使いのベイトフィネスリールに

あともう少しのトラブルレス性能やフィネス性能

軽量ルアーをメインとしたショートキャストを

もっと低弾道に!

もっと奥に!

を目標としている方にとってはとてもオススメ出来るリールなのではないか?と思います。

また

今後の市場動向を考えると

22アルデバランBFSは

他社メーカーでのカスタムスプールの開発の可能性もある

(特にKTFさんなんかはベイトフィネススプールを販売の主軸としている)

ことから、、

「今後更なるベイトフィネスの可能性、伸び代を秘めたベイトリール」であると言えます。

私自身もその可能性と伸び代を確かめたい1人のアングラーなので

この度22アルデバランBFS(XG LEFT)の予約をさせていただきました!!

使用用途としては冬のメバルがメイン。

たまにカサゴ、チヌのライトゲーム等でも使用したいなぁと思っております。

今から2022年の釣りが楽しみになってきました(^^)

それでは、また!

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